*おじさんと鹿* No.63

大宰府近くの竈門(かまど)神社に 紅葉を見に行く途中で知り合いになった 年配のおじさん、 ほとんど毎日山中に入って 鹿が好む落ち葉を拾いに行くのが 日課とか。 1ヶ月中29日間は 鹿の餌作りらしいです。 鹿が懐いてくれて可愛い~と 顔をほころばせておっしゃっていました。 大宰府方面から竈門(かまど)神社まで歩くのに、 長くてなだらかな上りになっています。 華は上りは苦手なので、「お先にどうぞ」と言って かなり遅れて鹿のところに着きました。 おじさんはすでに餌をやっています。

山中で拾った落ち葉だけではなく、 おじさん手作りの餌が、リュックに一杯入っていました。

鹿の好物をよく知っておられる様子でした。 鹿の為に、毎日毎日餌作りをして、 山中を歩くおじさんは、 現職の頃はストレスでタバコを良く吸っていて 息をする度に肺が痛く、入退院が続く 大変な毎日を過ごしていたけれど、 現在は退職をして、毎日坂を上り歩くことと、 鹿に餌をやる楽しい生活で、 健康を取り戻したそうです。 おじさんに手作り餌をもらっている鹿は 幸せ太りしていました。 鹿の目を傍でしばらく見ていました。 とっても可愛らしい目をしていて大きいです。 広い場所を見渡せることができるんでしょうね。 ぐぐってみました。「鹿の目」は「子供のように純粋な目」 「視野が広い、観察力に優れている」とありました。 おじさんと鹿の ふれあいを見た後に 竈門(かまど)神社の紅葉を堪能しました。


その日は 心穏やかな日となりました。 体調はもうすっかり良いのですが、 BUT BUT BUT 体重が60.0㌔と大台に乗ってしまった。